終わってる会社の特徴とは？やばい職場あるある10個と対処法

不幸にして「すでに終わっている会社」に間違えて入社してしまった…という人は、実は少なくありません。

特に、新卒入社した会社ではこういう事態に見舞われやすいのが現実です。

まだ社会人経験がない状態で行う学生時代の就活で、終わってる会社の見分け方なんて分からないのが普通ですからね。

このブログ記事では「うちの会社、ひょっとしてもう終わってるのかも…」と不安を感じている方向けに、

そのままずっと働き続けてはいけない「やばい職場」の特徴を10個紹介します。

終わってる会社で働いてると気づいた人が、今すぐとるべき対処法も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【終わってる会社の特徴】やばい職場あるある10個

↓終わってる会社には、以下のように共通する「やばい特徴」があります。

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

1. 長時間労働とサービス残業の常態化

長時間労働とサービス残業が常態化している会社は、社員の健康や生活に大きな影響を与えます。

例えば、労働時間が長すぎると、心身の疲労が蓄積し、ストレスや健康問題を引き起こすリスクが高まります。

また、家族や友人との時間が取れず、プライベートな時間が犠牲になることもあります。

さらに、サービス残業が常態化している場合、社員は正当な報酬を得られないため、モチベーションの低下につながります。

このような環境では、社員の離職率が高くなる傾向があります。

長時間労働やサービス残業が当たり前の職場環境を改善するためには、会社全体の働き方改革が必要です。

具体的には、業務の効率化や適切な人員配置、フレックスタイム制度の導入などが考えられます。

社員一人ひとりの健康と生活の質を守るために、企業は積極的に取り組むべきです。

2. 苦痛レベルの人間関係（職場の雰囲気が最悪）

職場の雰囲気が最悪な会社では、社員同士のコミュニケーションが不足し、信頼関係が築けていないことが多いです。

これにより、無用なトラブルや誤解が生じやすく、業務効率も低下します。

また、上司が部下に対して過度な圧力をかけることで、職場全体がギスギスした空気に包まれることもあります。

このような環境では、社員は精神的に疲弊し、モチベーションが下がりがちです。

さらに、パワハラやセクハラが横行している場合、安心して働ける職場とは言えません。

職場の雰囲気が悪いと、離職率が高くなる傾向があり、優秀な人材が流出することも珍しくありません。

こうした環境を改善するためには、上司や経営陣が率先してコミュニケーションの改善を図り、社員が安心して意見を言える風通しの良い職場づくりが求められます。

3. 有給休暇が取得できないなど労働法無視

有給休暇が取得できない会社は、労働法を無視する典型的な例です。

日本の労働基準法では、有給休暇の取得は労働者の権利として保障されています。

しかし、実際には「忙しいから休めない」「休むと評価が下がる」などの理由で取得が難しい場合があります。

こうした環境は、働く人々のストレスを増大させ、健康を害するリスクを高めます。

また、長期的には社員のモチベーション低下や離職率の増加につながります。

もしあなたがこうした状況に置かれているなら、まずは上司や人事部に相談し、改善を求めることが重要です。

それでも改善が見られない場合は、転職を視野に入れることも一つの選択肢です。

転職活動をする際には、企業の口コミサイトや面接時の質問を通じて、有給休暇が適切に取得できるかどうかを確認することが大切です。

4. パワハラやモラハラ・セクハラが蔓延する職場

職場でパワハラやモラハラ、セクハラが蔓延していると、社員の精神的健康に大きな影響を及ぼします。

これらの問題は、上司や同僚からの不適切な言動や行動が原因であり、職場環境を悪化させます。

このような会社では、社員が安心して働けないため、離職率が高くなる傾向があります。

さらに、社員が自信を失い、仕事に対する意欲を失うこともあります。

もし自分の職場でこれらの問題があると感じたら、まずは信頼できる同僚や上司に相談し、状況を共有することが大切です。

また、労働相談窓口や弁護士に相談することで、適切な対処法を見つけることも可能です。

これらの問題を放置すると、個人のキャリアに悪影響を及ぼすだけでなく、会社全体の成長を阻害する要因にもなります。

したがって、早期の対応が求められます。

5. 上司が無能すぎる・管理職の質が低い

上司が無能すぎる、または管理職の質が低いと感じる場合、会社全体の士気が下がることが多いです。

例えば、指示が曖昧で業務が進まない、問題が起きても責任を取らない、部下とのコミュニケーションが取れないなどが挙げられます。

こうした環境は、社員の成長を阻害し、結果として会社の業績にも悪影響を及ぼします。

解決策としては、上司に対するフィードバックを積極的に行い、改善を促すことが重要です。

また、自己成長のために外部のセミナーやオンライン講座を受講し、スキルを磨くことも有効です。

最終的に、転職を視野に入れることも一つの選択肢です。

自分のキャリアを考え、より良い環境を求めることは決して悪いことではありません。

6. ベテランと新人しかいない（中堅社員が不在）など年齢構成が偏っている

職場の年齢構成は、会社の健全性を判断する重要な要素です。

特に中堅社員が少ない場合、会社の将来性に疑問を持つべきかもしれません。

中堅社員は通常、経験と若さのバランスが取れており、組織の中で重要な役割を担っています。

彼らがいないということは、キャリアパスが不透明である可能性を示唆します。

新人が多いのは良いことですが、ベテランと新人だけでは、経験の共有やスムーズな業務遂行が難しくなることがあります。

また、若手社員が成長する機会が少なく、離職率が高くなることも考えられます。

転職を考える際には、年齢構成のバランスも確認し、将来のキャリアに影響を与えないか慎重に判断することが大切です。

7. 女性はお茶出し…など時代錯誤なジェンダーギャップ

日本社会では、ジェンダーギャップが依然として存在することが問題視されています。

特に職場での女性の役割に関する固定観念は、時代遅れのものが多いです。

例えば、女性が必ずお茶を出す役割を担うといった慣習は、職場の多様性を阻害する要因となります。

このような環境では、女性のキャリアアップが難しくなり、企業全体の成長にも悪影響を及ぼします。

現在、多くの企業がダイバーシティ推進に取り組んでいますが、まだまだ改善の余地があります。

企業は、ジェンダーに基づく役割分担を見直し、すべての社員が平等に活躍できる環境を整えることが重要です。

これにより、社員のモチベーションが向上し、企業の競争力も高まります。

個々の社員も、固定概念にとらわれず、自分の能力を最大限に活かせる職場を選ぶことが大切です。

8. 新人の離職率が高く社員の入れ替わりが激しい

新人の離職率が高く、社員の入れ替わりが激しい会社は、しばしば「終わってる会社」として見られます。

こうした企業では、職場環境が劣悪であることが多く、例えば、過度な残業や上司からの圧力が原因で新人が早々に辞めてしまうケースが少なくありません。

また、明確なキャリアパスが提示されていないことや、十分な研修が行われていないことも要因となります。

新人がすぐに辞めてしまうと、残された社員に負担がかかり、結果的に職場全体の士気が低下します。

このような状況を改善するためには、まずは職場環境の見直しや、社員の声を積極的に取り入れることが重要です。

また、離職率を下げるためには、社員が安心して働ける環境を整えることが求められます。

具体的には、労働時間の適正化や、メンタルヘルスのサポート体制を充実させることが効果的です。

9. 昇進や昇給が見込めない

昇進や昇給が見込めない会社は、社員のモチベーションを大きく下げる要因です。

特に若手社員にとって、キャリアの成長が見えない環境は、将来への不安を増大させます。

昇進や昇給がない理由には、会社の業績不振や経営陣の方針、または評価制度の不透明さが挙げられます。

こうした状況では、優秀な人材が他社へ流出するリスクが高まります。

社員が安心して働ける環境を整えることが企業にとって重要です。

具体的には、定期的な評価制度の見直しや、透明性のある昇給基準の設定が求められます。

また、社員のスキルアップを支援する研修制度の充実も効果的です。

これにより、社員は自身の成長を実感し、会社に貢献する意欲が高まります。

10. 会社業績が低迷していて将来性やビジョンが描けない

会社の業績が低迷していると、社員にとっても将来性が見えにくくなります。

特に、ビジョンが明確でない企業では、社員のモチベーションが低下しがちです。

このような状況では、離職率が高まる傾向にあります。

さらに、業績が悪化すると、昇進や昇給の機会も減少し、社員の不満が蓄積されます。

企業が成長しないと、新しいプロジェクトや挑戦の機会も限られ、社員のスキルアップの場が失われます。

業績低迷の原因には、経営陣のリーダーシップ不足や市場の変化に対応できない体制が挙げられます。

社員としては、まずは現状をしっかりと把握し、自分のキャリアプランを見直すことが大切です。

転職活動を視野に入れつつ、社内でのスキルアップを図ることで、将来の選択肢を広げていくことが求められます。

もう終わってる会社で長期間働き続けるリスク・デメリット

終わってる会社やオワコンな業界にで働き続けてしまうと、あなた自身の将来にデメリットが生じるリスクがあります。

↓具体的には、以下のような点が問題になります。

こちらも順番に見ていきましょう。

スキルが身につかないまま年齢を重ねてしまう

転職活動を考える際、スキルの習得は重要です。

しかし、終わってる会社ではスキルが身につかないまま年齢を重ねるリスクがあります。

例えば、業務が単調で新しい挑戦がない場合、自己成長が停滞します。

また、教育制度が整っていない会社では、社員のスキルアップが難しいです。

さらに、上司が部下の成長をサポートしない環境では、キャリアの進展が期待できません。

これにより、将来の転職活動で不利になる可能性があります。

こうした環境に身を置くことは、長期的なキャリア形成に悪影響を及ぼします。

スキルを磨くためには、自己学習を続けるか、転職を視野に入れることが必要です。

スキルが身につかない環境に満足せず、積極的に行動することが大切です。

転職市場での価値がどんどん下がってしまう

終わってる会社に長くいると、転職市場での価値が下がる可能性があります。

まず、スキルや経験が偏ってしまうことが大きな要因です。

成長の機会が少ない環境では、最新の技術やトレンドに触れることが難しいため、他社で通用するスキルを身につけることができません。

また、労働環境が悪い会社にいると、モチベーションが低下し、自己成長への意欲も失われがちです。

さらに、終わってる会社の文化に染まってしまうと、柔軟な思考や新しい環境への適応力が欠けてしまうこともあります。

それにより、転職活動を始めた際に、他の候補者と比較してアピールポイントが少なくなり、選考が厳しくなることがあります。

こうしたリスクを避けるためには、常に自分の市場価値を意識し、スキルアップや自己研鑽を怠らないことが重要です。

精神的な健康を損ないライフイベントに乗り遅れる

精神的な健康が損なわれると、日常生活に大きな影響を及ぼします。

特に終わってる会社で働くことは、ストレスの大きな要因です。

長時間労働や職場の人間関係のトラブルが続くと、心身ともに疲弊します。

これにより、結婚や出産、子育てといった重要なライフイベントに参加する余裕がなくなってしまうこともあります。

さらに、精神的な不調は自己評価を下げ、キャリアの選択肢を狭めることもあります。

こうした状況を避けるためには、早めに自分の状態を見直し、必要ならば専門家に相談することが大切です。

心の健康を守るためには、職場環境の見直しや、転職を視野に入れることも重要です。

自分のライフイベントを大切にするためには、まず自分自身の健康を優先することが求められます。

ダサいおっさんやおばさんになってしまう

職場での環境が悪いと、心身ともに疲弊し、結果として自分自身の成長も阻害されがちです。

特に「終わってる会社」と呼ばれるような企業に長くいると、知らず知らずのうちにダサいおっさんやおばさんになってしまうことがあります。

これは、常に同じ環境で変化を求めないことから、視野が狭くなり、時代の流れに乗り遅れてしまうからです。

また、周囲のネガティブな雰囲気に影響され、挑戦する意欲を失いがちです。

こうした状況を避けるためには、定期的に自分を見直し、新しいスキルを身につける努力が必要です。

転職を考える際には、成長できる環境を選ぶことが大切です。

自分自身をアップデートし続けることで、より充実したキャリアを築いていけるでしょう。

「この会社、終わってるな…」と見切りをつけた人が取るべき対処法

「うちの会社はもう終わってる」「ここで働き続けていたらダメだ」と感じたら、早めに行動を起こすことが大切です。

↓具体的には、以下のような対処法を知っておいてください。

1. まずは合法的に仕事を休むことを考える

仕事に対する不満が募ると、まず考えるべきは心身の健康です。

特に終わっている会社で働いていると感じる場合、まずは合法的に休む手段を考えましょう。

有給休暇は労働者の権利です。

取得できない雰囲気があるとしても、法的に認められた権利を行使することは重要です。

また、病気休暇やストレスによる診断書を取得することも一つの方法です。

心身の健康を守るために、必要な休息を取ることは長期的なキャリア形成においても重要です。

休むことでリフレッシュし、冷静な判断ができるようになります。

職場の環境が改善されない場合、転職を視野に入れることも検討しましょう。

自分の健康と未来を守るために、まずは勇気を持って一歩踏み出すことが大切です。

2. 社外の信頼できる人に相談する

転職を考える際、社外の信頼できる人に相談することは非常に有益です。

第三者の視点から意見をもらうことで、自分の会社の状況を客観的に見つめ直すことができます。

特に同業他社で働く友人や、業界に詳しい知人に相談すると、具体的なアドバイスを受けられるでしょう。

また、転職エージェントやキャリアカウンセラーに相談することもおすすめです。

彼らは多くの企業情報を持っており、あなたのスキルやキャリアに合った次のステップを提案してくれるかもしれません。

相談する際は、具体的な悩みや不安を整理してから話すと、より的確なアドバイスを得やすくなります。

信頼できる人の意見を参考にしながら、自分にとって最善の選択を見つけていきましょう。

3. 転職活動は在職中（仕事辞める前）に開始する

転職活動は在職中に始めることが賢明です。

まず、経済的な安定を確保できます。

仕事を続けながら転職先を探すことで、収入が途絶えるリスクを避けられます。

また、在職中に転職活動をすることで、焦らずに自分に合った企業を選べます。

さらに、現在の職場で得たスキルや経験を活かし、面接でのアピールポイントを増やせます。

転職活動の準備として、履歴書や職務経歴書の作成、転職エージェントの活用も重要です。

エージェントは求人情報の提供だけでなく、面接対策や交渉のサポートも行います。

これにより、転職活動をスムーズに進められます。

最後に、現職での人間関係も大切にしましょう。

円満退職が次のステップに良い影響を与えることが多いです。

4. 退職代行サービスを活用しよう

↑このように感じている人は、退職代行サービスの利用を検討してみるのも一つの方法です。

退職代行サービスを使えば、退職に関するやり取りを自分でしなくても済み、スムーズに会社を離れることができます。

特に、職場がパワハラ・モラハラ環境で、上司に退職を言い出しにくい人は、退職代行を使った方が良いです。

未払いの残業代や、未消化になっている有給休暇の取得についても、退職代行業者は会社と交渉してくれますよ。

どうせ辞める会社に精神的に疲弊させられるのは無駄です。無理せずさっさと次に行きましょう。

トラブルを避けてストレスなく退職したい方は、一人で抱え込まず、退職代行サービスに頼るという選択肢を検討してみてください。

まとめ

今回は、終わっている会社の特徴や、やばい職場から抜け出すための方法について解説しました。

働き続けるか悩んだときに大切なのは、自分の心と体を守ることです。

転職は前向きな選択ですが、勢いだけで辞めてしまうと後で困ることもあるので注意しましょう。

この記事をきっかけに、これからの働き方を見直すヒントにしてみてください。